長寿の里 佐久市野沢
長寿の里 佐久市野沢をご存知ですか?
「まほろばの里」野沢
佐久市野沢は、市の中央を千曲川が流れ、四方を浅間山・八ヶ岳・蓼科山・荒船山など雄大な山並みに抱かれた美しい高原の町で、且つ歴史ある町です。
水に深い縁を持ち、全国に名高い”佐久鯉”(地域団体商標登録に公式認定)を現在も多く産出しています。
また、江戸時代初期に大掛かりな新田開発が集中的に行われたことにより、古くは上州・武州・甲州などの隣接地域より頼みとされ、有数の米作地帯として有名です。このため「佐久はまほろば」と形容されてきました。「まほろば」とは優れたよい所という意味で、住みやすい気候で、綺麗な水が得られ、多くの米が収穫されてきたことを受けて与えられた言葉です。
野沢はかって佐久地方でも1、2を誇る大きな町で、商店街のそこかしこに当時の名残を見ることができます。周辺は田園風景が拡がり、その空気のきれいさ、人柄の暖かさに是非触れてみて下さい。
PPK(ピン・ピン・コロリ)の里
信州佐久は、日本でも有数の長寿に里として知られております。
住みやすい風土と、千曲川の清流、そこで育った佐久鯉、新鮮な野菜・果物などの食物と、昔ながらの勤勉さ、信仰の深さが健康長寿の秘訣と考えられております。
1、日本一の長寿県
平成17年度都道府県生命表(H19.12.17厚生労働省公表)における長野県の平均寿命は、男性第1位(H2年より1位)女性第5位(H2年より5位以内をキープ)で全国1位の長寿県です。中でも佐久市は県内有数の長寿率を誇っております。
また、平均寿命は全国1位ですが百寿率は全国22位にすぎず、且つ佐久市の90歳以上の平均余命は3,9歳で、そのうち活動余命は2、2歳ということから、なくなる直前まで元気に暮らすという”健康で長生きし(ピンピン)楽に大往生する(コロリ)”=ピン・ピン・コロリがデータ上実証されています。
2、低医療費で高就業率
この事が知られ始めたのは、小泉純一郎氏が首相在任時にお得意のワンフレーズで「元気で長生きできる方法は、まず長野県に見習うべきだ」−。と言い放ち注目を浴びました。
普通に考えれば、老人が多ければ医療費はかかるはずですが、佐久市の一人当たりの老人医療費(H18年現在)は、全国平均年間83万円を大きく下回る65,8万円となっております。
また、国民健康保健中央会の資料によれば、長野県の高齢者就業率は全国1位、70歳以上で配偶者のいる率も全国1位と驚くようなデータもあります。
3、少ない要介護高齢者
長寿だけでなく、寝たきりや痴呆などで介護を必要とするお年寄りが少ないのも大きな特徴です。
65歳以上の寝たきり高齢者率は2,98%(全国平均5,33%、長野県平均3,54%)、痴呆高齢者率は0,52%(全国平均0,59%、長野県平均0、84%)となっております。
このようにデータ上でも立証されている「ぴんころの里=野沢」へ老若男女を問わず、ぴんころ詣でとあわせてお越し下さい。
皆様の心からの願いを成就差し上げたいと……。お持ち申し上げます。